■全体主義国家、中国の自由・民主化

バイデン大統領が描いた世界戦略「民主主義対権威主義」の結果、世界は二極化し、ロシア、中東までもが中国陣営に引き込まれようとしており、世界の混迷をますます深める結果となりました。
この混迷を解決する方法として、「信仰ある国家と信仰なき国家」という戦略的図式にすることで、ロシアや中東、そしてインドやブラジルなどのグローバルサウスの大国も中国包囲網を築く同胞として、同じ陣営に参画できるようになります。

日本とロシアの関係改善

ロシアが今のまま、日本の敵となった場合、日本は、中国・北朝鮮・ロシアの3つの核保有国を、同時に敵に回すことになります。この3正面作戦に対抗するには、日本の防衛予算を3倍、4倍にしたところで、到底、勝ち目はありません。この日本消滅の危機を回避するには、ロシアとの関係改善、もしくは同盟を組むことにあります。

「自由・民主・信仰」のもと、輝ける地球を作る

現在、日本だけでなく、欧米においても、浅薄な人権思想の蔓延により、宗教・伝統・道徳・文化など、大切な価値観が根こそぎ、失われようとしています。永遠不変の価値観を大切にしつつ、各国が共に切磋琢磨し、国民を幸福にしていくことこそが今、求められています。

これはかつてのトランプ新大統領の就任演説で掲げた「アメリカファースト」「各国ファースト」、そしてロシアのプーチン大統領が今、実現しようとしている世界的秩序の構築と軌を一にするものであります。