世界海援隊 論説集(ver.1)

内容
まえがき
この度、『世界海援隊、論説集』として、はじめての書籍を発刊することになりました。本書は、2021年から2023年にかけての論説をまとめたものとなり、世界海援隊が「どのような思想・哲学を持って行動しているのか」について、その走りでも知っていただきたいと思い、書籍としてまとめ上げました。
世界は日々、大きく変化し、ますます混迷を深めているかに見えます。戦争、天変地異、ウイルス、食糧危機など、世界が闇に沈んでしまうかのような現象が世界各地で多発しています。しかし、たとえどのような危機が訪れようとも、世界海援隊は世界を照らす一条の光でありたいと切に願っています。
今、日本、そして世界の人々に最も求められているのは、「善悪を見極める智慧」にあります。「善悪」を見極め、「地球的正義とは何か」「神仏の願う正義とは何か」をともに探求しつつ、新しい地球文明を作り上げる力となれれば幸いであります。
目次
■タリバンクーデターで最大利益を得たのは中国? 一帯一路完成に大きく前進!
■ミャンマー・アフガンの次は台湾、日本! 日本は全体主義と決別し、ロシアを自由主義陣営に導け!
■ジェノサイド北京五輪はボイコットせよ! 台湾は天安門以来の最大の危機が迫っている!
■バイデンは、2つの世界大戦を同時にしようとしている!? プーチンは本当に侵略者?
ロシア・ウクライナ紛争の真相
■フィンランド、スウェーデンのNATO加盟は、日本の安全保障上の危機!?
■金正恩のICBMミサイル連射再開は、トランプ大統領再選待望のシグナル?
■ロシアの勝利は最初から決まっていた! 日本はロシアとの友好の道を残しておくべき!
■フィンランドのNATO加盟はさらなる危機を呼び込む!~世界大戦を誘発する!
ゼレンスキーに世界を委ねてはならない
■温暖化対策は、中国による先進国弱体化計画
■「プーチンはスターリンを高く評価している」の真意。新自由主義の源流は、
レーニンの社会主義思想だった!
■ポーランドのミサイル着弾はゼレンスキーの偽旗作戦?
EUはゼレンスキーに敗北宣言をしてほしい?
■中国は超大国って本当? 今、超大国と言えるのはアメリカとロシアのみ
■台湾・民進党が地方選で負けた真相とは!? 次の党主席はさらに保守的な頼清徳氏
■ゼレンスキーは天才的な振り込めサギ師!? 決戦兵器の供与は核報復の可能性を高めるだけ!
■マクロン「最悪なのはアメリカ追随」発言で世界が震撼!?
「ウクライナを守る=台湾を守る」は誤った認識
■世界で家畜のげっぷ課税、家畜削減が進行中!? げっぷと温暖化は本当に関係があるの?
■特別収録 バイデンは偉大なる凡人!? 「香港・ウイグル族・台湾には口を出さない」発言の真意を探る
あとがき
今、世界海援隊が目指すものとして、3つの大きなテーマがあります。一つ目は、全体主義国家、中国の自由・民主化です。バイデン大統領が描いた世界戦略「民主主義対権威主義」の結果、世界は二極化し、ロシア、中東までもが中国陣営に引き込まれようとしており、世界の混迷をますます深める結果となりました。
この混迷を解決する方法として、「信仰ある国家と信仰なき国家」という戦略的図式にすることで、ロシアや中東、そしてインドやブラジルなどのグローバルサウスの大国も中国包囲網を築く同胞として、同じ陣営に参画できるようになります。
二つ目として、日本とロシアの関係改善です。ロシアが今のまま、日本の敵となった場合、日本は、中国・北朝鮮・ロシアの3つの核保有国を、同時に敵に回すことになります。この3正面作戦に対抗するには、日本の防衛予算を3倍、4倍にしたところで、到底、勝ち目はありません。この日本消滅の危機を回避するには、ロシアとの関係改善、もしくは同盟を組むことにあります。
そして3つ目は、「自由・民主・信仰」のもと、輝ける地球を作ることにあります。現在、日本だけでなく、欧米においても、浅薄な人権思想の蔓延により、宗教・伝統・道徳・文化など、大切な価値観が根こそぎ、失われようとしています。永遠不変の価値観を大切にしつつ、各国が共に切磋琢磨し、国民を幸福にしていくことこそが今、求められています。これはかつてのトランプ新大統領の就任演説で掲げた「アメリカファースト」「各国ファースト」、そしてロシアのプーチン大統領が今、実現しようとしている世界的秩序の構築と軌を一にするものであります。
混沌とした世の中において、世界海援隊は、ささやかながらでも、光輝ける地球を実現する一つの光として、貢献していきたいと考えています。