(2025年7月14日投稿)
解説
Q. まだ選挙が終わってないのに、なんで長期金利だけ急上昇したの?
今回の参議院選挙では、自民党が大敗予想で過半数割れの可能性も出ています。特に参政党の躍進や他の野党の勢いが注目されています。
しかし期待とは裏腹に、長期金利は1.595%まで急上昇。リーマンショック直後以来の高水準となりました。
短期金利や株価は動かないのに、なぜ長期金利だけ上がったのでしょうか?
理由は、参政党など野党の経済政策への市場の不安です。投資家は「数年は持つが、10年後は財政がさらに悪化する」と見て長期国債を売り始めたのです。
自民党の経済政策も評判は最悪ですが、市場がより恐れているのは、参政党など野党の“さらに大胆なバラマキ政策”。「自民党以上に財政を壊すのでは?」というのが、市場の本音なのです。