(2025年4月20日投稿)
解説
それは、ロシア陸軍の戦力がアメリカ、欧州連合に勝っているからです。
例えば、戦車の生産台数で言えば、ロシアは1年で350両を生産できます。
これに対し、アメリカは増産して120両が精一杯です。ドイツも増産体制をとって4、50両が限度です。イギリス、フランスにいたっては月に1両、つまり1年に10数両しか作れません。
1年でロシアは350両、戦車を作れるのに対し、欧米は年間200両となります。
さらにロシアは、インド・中国などのエネルギー資源の輸出増により、景気がよく、戦車の増産体制を構築できていますが、アメリカ、欧州はインフレ不況による軍需生産の空洞化が進んでいます。
ロシアは軍需産業の生産性向上に加え、性能も上がっており、陸軍の総合力がアメリカ・欧州を上回ったため、ウクライナ東部のロシア占領地域を取り返せない理由となっています。





